次の街をつくる―。私たちが目指したのはそれぞれの家が個性(スタイル)を放ちながらも、街全体が統一したスタイルを纏う街。住まう方にも近隣の方にも誇らしい街づくりです。
桶川は江戸時代には江戸と京都をつなぐ中山道の要衝として栄えた活気ある宿場町。その本質は人・モノが活発に行き交うからこその自由な発想。桶川臙脂と呼ばれた紅花栽培で一躍名を馳せたのも、宿場町という枠にとどまらないアイデアによるものでした。
そうしたスピリットを今に継ぐ桶川市、中でも区画整理事業により新たに生まれ変わる坂田西の象徴として誕生するこの新しい街が、画一的な見慣れた住宅風景であってはいけない。敷地は住まう方のまさに自由な発想を生かせるゆとりを確保。と同時にとりわけユニークな日本の知性が集まる京都大学との産学連携のもと、斬新にしてここ桶川に相応しい新たな街並みガイドラインを設ける取り組みを進行中。スタイルのある街づくり。個性が叶うゆとりの敷地。あてがわれた「普通」に物足りないあなたに、新しいライフスタイルがここから始まります。
「CLASS桶川坂田」では豊かな暮らしを描けるゆとりある敷地の提供とともに、産学連携により坂田西を象徴する魅力ある新たな街づくりに向けた取り組みを行っています。
京都大学生活空間設計学「小見山研究室」の先生と学生が参画する産学連携プロジェクト。「設計という行為」「建築という思考」がもつ可能性を引き出すことを大事にする同研究室ならではの自由な発想と確かな技術を基に、「CLASS桶川坂田」固有の景観ガイドライン(街並みの色彩やデザイン、植栽の統一性など)を設定予定。